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池長一美(いけながかずみ)/ドラムス奏者

 
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京都市出身

12歳のとき独学でピアノ、ドラムスをはじめる。
19歳のとき佐竹伸泰氏に師事。
21歳のとき河瀬勝彦氏に師事。

 

1986年 上京後、鈴木勲、金井英人他のグループで活動。

 

1989年 バークリー音楽大学の全額免除奨学生として渡米。ジョー・ハント(元スタン・ゲッツ、ビル・エバンスのドラマー)に師事、その代役でもボストンのジャズ・クラブを中心に演奏活動する。

 

1991年 合衆国政府より滞在芸術家としてアイオワ州ルーサー大学のジャズ科講師に迎えられ、ユニファイ・ジャズ・アンサンブルの一員として米国各地で演奏活動を行う。

 

その他、さまざまなグループで北欧、ヨーロッパ、アジア、全米各地のジャズ・フェスティバルに多数出演。

 

1995年 帰国後も毎年渡米し、ボストンのピアニスト バート・シーガーとのトリオ(通算5枚のCDをリリース)で活動を続け、1998年からは年一回の日本ツアーを現在も続けている。

 

1999年~2000年 イタリアのベース・レジェンド アレス・タボラッツイをはじめ、マルチェロ・アルーリ、デヴィット・ボアトらと、現地のジャズ・フェスティバルに多数参加。

 

2009年〜2011年、そして2013年 それぞれ春にデンマークのピアニスト マグナス・ヨルトとベーシスト ペーター・エルドのトリオで日本ツアーを行っている。2枚のCD(2009年国内ライブ盤、2010年デンマーク・スタジオ録音盤)をリリース。

 

2015、16年 それぞれ夏に、デンマークのコペンハーゲン・ジャズフェスティバル、オーフス・ジャズフェスティバルに招聘され、クリスチャン・ヴースト、ヤコブ・ディネセン他のグループなどで演奏する。

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主な共演者にジョージ・ガゾーン、クリス・チーク、カート・ローゼンウインケル、ジョシュア・レッドマン、マット・ギャリソン、デイヴ・ピエトロ、マイク・ノック、マーク・ターナー、ジュリア・フォーダム、オテロ・モリーノなど。

 

現在、国内では中牟礼貞則、宮野裕司、山口真文、中川昌三、山中良之、石井彰 他様々なジャズアーティストとセッションを重ねる傍ら、ジャズフィールド以外のレコーディングにも多数参加している。APJ(難波弘之、水野正敏)での活動は今年で24年目を迎える。その他土佐琵琶の創始者 黒田月水と立ち上げたDUOプロジェクトで「方丈記」をアレンジして演奏するなど、常にドラムアレンジの新しい解釈にも取り組んでいる。

 

 

様々なセッションやレギュラーグループ(サイドメン)での活動を続ける傍ら、近年は作曲活動もアクティブで、2021年よりTrio ”snow lights”、 Gentle Winds、Twin Guitar “Dialogue” Quartet 他を結成し、リーダーとして自己のオリジナル曲を中心に演奏するユニットとしての活動を国内各所で継続中。

 

空間を活かし、暖かく美しい音色で語りかける独自のドラミングスタイルに国内外を問わず根強い支持者を持つ。

 

2002年から洗足学園音楽大学の非常勤講師、そして近年はプライベートスタジオにて後進の指導にもあたっている。